労働事件を知るには対極側の知識を学ぶ

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事案が発生しなければ良し。

発生する土壌が問題。
PC画面がおかしいですので、スマホから閲覧してくださいね。

運送会社で1年を越すストライキ

エム・ケイ運輸という奈良県大和郡山市の運送会社で、1年を超すストライキ闘争がつづいている。月300時間に及ぶ長時間労働の是正、そして、会社関与が強く疑われる分会長襲撃事件の解決などが主な要求。地域の住民のあいだにも支援の輪が広がり、奈良県警に犯人の早期逮捕を要請する署名を提出したばかり。そうしたなか、「週刊文春」が闘争のイメージダウンをねらった誹謗中傷記事を掲載した。連帯労組(全日本建設運輸連帯労働組合)はただちに抗議文を出した。

2017年の出来事ですが、未だに色褪せない。
労働組合活動の団体交渉と街宣活動とはいったどういうことなのだろうか?が見える一つの出来事でしたね。

闘争を主導する側の見解。

なぜ韓国建設労組が激励するのか?w私には労働組合組織の横の繋がりが理解できませんw一国で非力なら二国の労働組合で力を合わせて街宣行為も立派な日本の労働者権利でありますからねw
本件の詳細については、ググって頂ければ理解できると思います。
また会社側と連帯ユニオン側との見解の相違があります。
あるから労働事案が発生するわけであり、発生しなければ商売が成り立ちませんw

奈良県警は襲撃犯を逮捕しろ!

主催者を代表して連帯ユニオン近畿地区トラック支部の広瀬英司委員長は、「襲撃事件は殺人未遂ともいうべき悪質非道なもの。状況証拠から会社の関与も濃厚だ。襲撃犯の目星はついていると説明しておきながら2年経っても逮捕しないのは、会社をかばっているからとしか考えられない。警察は市民の味方ではないのか。いま関西地区生コン支部に異常な権力弾圧がかけられている。この弾圧に反対するたたかいと一体となって勝利するまでがんばろう」と熱烈に訴えた。さらにデモ参加者は奈良県警に向かい、県警本部の担当者が署名を受け取るとともに、なぜ2年経っても逮捕しないのか説明するよう求めた。しかし、県警は刑事部の担当者が不在を理由に説明を拒否。不誠実きわまりない県警の対応について、今後、国会においても問題を取り上げ、ひきつづき早期逮捕と真相解明を求めていく予定だ。

この襲撃犯の事案とは、この事を指しているんですね。

4年にも及ぶエム・ケイ運輸闘争ではたくさんの事件がおきている。昨年11月に組合の分会長が業務中に襲撃され、肋骨3本骨折、顔面打撲、頸椎捻挫で全治2カ月の重傷を負わされた事件もそのひとつ。会社の関与が強く疑われる事件の犯人たちは1年が経ついまも捕まっておらず、分会長は後遺症に悩まされている。会社は違法な長時間労働をまったく改善せず、今年2月には運転手が会社事務所で倒れ、死亡する事件がおきた。過労死が強く疑われる事件だ。それでも会社は長時間運行をつづけるためにトラック運送事業法違反をいくつも重ねているが、国交省は手ぬるい対応でその違反行為を実質的に野放している。こうして書き出せばきりがないほど。組合員10人はこうした企業と、それを許す法制度に厳しく対峙して必死にたたかい、連帯労組は全国的な支援活動をつづけている。

現在も目撃者及び襲撃犯が見つかっていません。
それでJR奈良駅前のデモそして署名活動して奈良県警へ行くことになるのですね。
こんなやり取りをしながらでも運送会社側も会社が続く。それぐらい資金力や会社としての体力がなければ喧嘩も出来ません。そして、こういう労働組合やユニオンは、街宣活動+団体交渉が出来る事をメリットと考えた組織であり、それが出来なければ総力戦を意味します。

団体交渉応諾義務は非常に強力な義務

近い将来、軽貨物個人事業主が仲間のもしくは縁もゆかりもない案件をシェアした丸投げしたフリーランス軽貨物ドライバーたちが束になって、団体交渉を申し込んでくるかもしれませんw
回収見込みもない組織に団体交渉を申し込みする無意味な労働活動は存在しないと思いますが。僧侶見習いでも残業代を請求する時代でありますから、何が起こっても不思議ではありません。

まず、団体交渉に関する無益な紛争は防いだほうがよいと私は思います。団体交渉を開催しない場合は、労働組合は組織をあげて総力戦で戦うことが多いです。
先程も言いましたとおり、労働組合は団体交渉を行なってナンボの組織ですから、団体交渉を開催しない使用者に対しては、労働組合の威信をかけて戦ってきます。裁判所(解雇であれば賃金仮払いの仮処分など)や労働委員会を通じて戦うだけでなく、労働基準監督署、当該使用者の監督官庁、取引銀行、取引先にも「要請」と称して団体交渉に応じるように活動を行います。ほとんどの使用者は、団体交渉を開催しないことを軽く考えていますので、この時点で驚き動揺します。しかし、もうこの時点では時すでに遅く、使用者が大幅な譲歩をしなければ紛争自体は終了しなくなります。次に、当然ですが、団体交渉を開催することで紛争解決に近づく可能性は十分あるのでその機会を使わない手はありません。ほとんどの労働組合はどのような形で紛争を解決するか、終わらせるのかをいつも考えています(そうではない労働組合も一部ありますが)。労働組合も労働組合の労働条件や待遇を改善することを目的とはしていますが、労働組合員ご本人ではないので、団体交渉で声を荒らげることや、過大な請求や要求を行うことはあっても、紛争を解決しようという点では使用者と利害は一致するわけです。そうであれば、使用者としては、団体交渉開催や事務折衝を通じて交渉をすすめるべきだと思います。

この弁護士さんの考えは大事な要点だと考えます。
逆に裏を返せば、それだけ事業主は個人・法人問わず脇が甘いってことです。
アフター5で飲み歩く前に自分の会社は大丈夫か?と問いたい。
ライングループで案件を水屋する前に脇を締めろよw

軽貨物運送業者に無関係ではない判例

だからと言って無関係なのか?
異業種では、「業務委託契約」と「労働者性」にあぐらをかいた判例が出ています。

なお、原審は、CEは独自に営業活動を行って収益を上げることも認められていたともいうが、平均的なCEにとって独自の営業活動を行う時間的余裕は乏しかったものと推認される上、記録によっても、CEが自ら営業主体となって修理補修を行っていた例はほとんど存在していなかったことがうかがわれるのであって、そのような例外的な事象を重視することは相当とはいえない。以上の諸事情を総合考慮すれば、CEは、Y会社との関係において労組法上の労働者に当たると解するのが相当である。
2 団体交渉拒否についての不当労働行為該当性
以上と異なる原審の判断には、判決に影響を及ぼすことが明らかな法令の違反がある。論旨は理由があり、原判決は破棄を免れない。
そして、本件議題はいずれもCEの労働条件その他の待遇又はX組合らとY会社との間の団体的労使関係の運営に関する事項であって、かつ、Y会社が決定することができるものと解されるから、Y会社が正当な理由なくX組合らとの団体交渉を拒否することは許されず、CEが労組法上の労働者に当たらないとの理由でこれを拒否したY会社の行為は、労組法7条2号の不当労働行為を構成する。
したがって、本件命令の取消しを求めるY会社の請求を棄却した第1審判決は正当であるから、Y会社の控訴を棄却する。

詳細については、リンクから閲覧ください。

・案件の流入先を複数確保してもいいが、実際は時間的余裕なく1社だった
・業務委託契約だから労働者に当たらないから団体交渉を拒否した

裁判所の見解は、1社に限らずフリーランス的に色んな会社から案件を受託していい。縛りは儲けていないが、現状は1社からの案件で他社案件を受託する時間的余裕がなかった。そして1社からの案件は、案件元のブランドイメージを損なわない高い技術レベルと立ち振舞と管理が社員並に要求された。労働者性が認められた。先程の士業さんの見解と同じく、労働者性を認めた要素の一つとして「団体交渉の拒否」があったのではないか?と言うこと。契約体系の問題ではなく、実際に着手している案件の労働者性の有無が重要であると思います。
どこかの業務請負に似ておりますね。
そして社員と同じレベルの要求をする某運送会社と似ておる事案ですねw
いずれ不景気にでもなれば、売上も下がりコストは上がり将来への展望も持てないフリーランス軽貨物ドライバーたちがユーチューブ再生数を求めて、労働裁判でもライヴ中継でもするのではないでしょうか?登録者数ほしさに何でもありに突っ走りそうですね。そんな正義の味方的なアホたれなフリーランス軽貨物ドライバー予備群たちがそこら辺にゴロゴロしておるかもしれませんよW
いずれにしても自分の事業の行く末を、利益欲しさに、労働テロに走る自称ユーチューバー兼フリーランス軽貨物ドライバーが居ない事を願います。
有る意味良い笑いものですね。応援したいです。

労働団体に無敵な運送会社とは?

何度も言います。
会社内における労働者の労働活動は法的に認められている権利です。
それを会社側が妨げてはならない。
労働者の正当な権利である。
このことは忘れてはならない。
裏を返せば、回収が見込めない運送会社には喧嘩売られませんw
HPの情報から組合員から吸い上がる情報。そして社長から役員までの金遣いw
決算書からトラック管理まで色んな生きた情報が団体に吸い上がるでしょう。
それを警備警察並みに詳細な、ある意味投資的に言えばデューデリジェンスをしっかり彼らはやっています。
仕事が無い資金繰りの悪い明日にも倒産する会社には、労働問題も生まれにくいとも考えれます。労働訴訟になって会社自体が倒産した場合に公的に定められたセーフティー以外に取れないからです。簡単な話、商売を維持する為に体裁を守るために相場よりも多めに取れるからこういう活動が活発とも取れるように思いますが。
あくまでも空想の話ですw

 

 

 

 

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