ファンダメンタルではありませんが、運送銘柄歴史研究家のワタシとしては相関性を見たい。
企業は、必ず株価を意識しています。どっかの物流系ユーチューバーさん2名の「株価で運送会社がわかる」ことはありません。
次のフェーズが見えているのか?
単に目先の株価に対してポジティブなリリースをやっているだけなのか?(笑)
・アロー便「プロテクトBOX」
2020/04/01 日通、アロー便と新器材「プロテクトBOX」を組み合わせた新しい国内輸送サービスを開始
荷役と輸送を分離する「働き方改革」と「運び方改革」の両方をやるタイミングとしてはgoodだとさすがだと思う。
軽貨物ドライバーさんでも委託会社さんでもよく複数口手配で目にした荷姿がそこにありますね。
2段積みまで。
今回のCOVID-19[2019-nCoV]でもSARS-CoV-2でも名称はどうでもいいですが。COVID-19への対応は、航空貨物業界でも陸運貨物業界でも海運貨物業界でも全てに置いて物流商材改革の年でもあります。日本国内で上手く運用できれば、必ず海外貨物輸送にも影響が大いにあり、輸送効率の点に置いても技術革新でもありますね。その大一歩を打つのが大手の存在感発揮です。
・フォークリフトで完結する
・モーダルシフトとシナジーある
・納品時の荷役カット
・中身破損の責任の所在を明確に出来る
・1点あたりの納品時間を短く出来る
・対応車両の統一化が図れる
そしてコンテナ輸送の小口的なスタンスだろう。封印して、開封は受人側が行う。後日回収便を仕立てる方が効率が良い。破損リスクの責任の所在も明確になる。
そして本丸として考えられることは、同業他社に取りこぼしているゲテモノ大物関係のパイの争奪すること。
・原材料袋物の重量物を小分けにして安価に対応出来る
・JITBOXに流れた顧客を取り返す
・支店を減らしたメリットが生きる
・中堅路線会社からコア荷主を獲る
佐川急便・名鉄運輸・西濃運輸・トナミ運輸・第一貨物・岡山県貨物・久留米運送・新潟運輸・トールエクスプレスなど特積み大手と中堅に流れているゲテモノの絶対数を減らすことではないだろうか?そして日通もヤマトも販社として参画しているJITBOXチャーター便を意識した商材であることは確かですね(笑)
JITBOXチャーター便はカゴ台車単位の扱い。路線各社でもシナジーがあるが、大手荷主メーカーによっては物量が小ロットだ。日通のアロー便「プロテクトBOX」はパレット単位で、物量が多い荷主メーカーでもパレット単位で依頼出来るからメーカー側の仕組みを変えずに移行出来る。レンタルパレット業界への影響も考えられるが、囲い込みとしても面白い。
モーダルシフト移行を軸として考えた場合、
・JITBOXチャーター便
コンテナフィートに対する密度が薄い→スペース効率が悪い
・アロー便プロテクトBOX
コンテナに合わせたサイズで設計。密度を濃くする
路線各社の混載便として考えた場合、
・JITBOXチャーター便
カゴ台車上部に重量物を積載出来ない為、スペース効率が落ちる
・アロー便プロテクトBOX
2段積み設計なので、プロテクトBOX上部でも他社積載物を積載出来る
色んなパターンで妄想しても面白い商材だ。
JITBOXチャーター便のスタイルで、台車ではなくプロテクトBOXで運用するスタイルの違いだけで同じ。個人や荷量が少ない荷主向けは、通常のアロー便やJITBOXチャーター便を用いる。荷量が多い、積み上げがしづらい荷物に対してはプロテクトBOXと使い分けが可能であり、提案の幅が広がる。
いやらしい見方をすれば、
同業他社の絶対的な荷量を奪うことで、現在の景況感と株価下落で企業の価格が最安値になっている。買収するタイミングとしては面白い時期(笑)
不景気は、買収にもってこいのタイミング。
日本通運は、日本国内の支店網を統廃合を行っている。
それは別に自社で網羅する必要は海外と比べて無い。必要ない。
大手の物流商材の発展が軽貨物に影響
10年前と比べて軽貨物チャーター便が静かに減っている点は、大手物流商材の発展とリードタイムが短くなっている点に影響がある。
今日明日の話をするために以前から言ってません(笑)
着実にパイは減少することは、軽貨物業者で無くても目で見えて感じること。
パイが減る事に憤りは感じません。減る所で勝負しなければ、憤りは感じない(笑)どれだけプロ意識を持っても大手の資本力ときめ細やかなインフラ網には適いません(笑)
だから
・JITBOXと比べてやすいのか?
・プロテクトBOXより早いのか?
既存の軽貨物チャーター便より安価でメリットがある価格帯や目で見えて違いがあることで勝負をしなければ、軽貨物を用いるメリットが荷主にはないようでは負けます。負けると言うことは依頼が無いってことです。
・プロ意識で選択してくれるほど良い時代ではない
・ドライバーの人柄で選択してくれる時代ではない
そこに逃げんる人が多い中で、選択される為には
・「継続性がある価格維持」
・「勝負に負けない損益分岐」
この2点でも大手には局地戦で勝てます。
勝てるから残っているのです。
それをあなた達の周りの小さなエリアで出来るか?どうか?
軽貨物運送の同業者や大手見てみてください。大手宅配の言われた委託内容を右から左でピンハネしているだけの大手軽貨物会社を?彼らが何か創造してますか?
だから勝てる。資本規模で勝負していません。あくまでも相手の苦手な局地で戦っています。貴方の身の回りの小さな自分のテリトリーで大手相手に局地戦をやってみてください。エキサイティングで面白いですから(笑)
スポット便で1パレット引取
これを減らす事が荷主のコスト削減に寄与する。
そしてアロー便含めた大手路線会社の取りこぼしを防ぐ。
逆に言えば、JITBOXで運べないモノは、日通アロー便プロテクトBOXでも運びづらい。そんなゲテモノは路線各社でもある程度制限がある。それが軽貨物スポット便に流れてくるかも(笑)しかし劇物なども含めて、ハードルは高い。従って、大手物流商材の発展が軽貨物業界の絶対数のパイ減少につながる。大手路線や宅配各社の委託案件増加につながる。もらい仕事がイヤだと言う方は、大手物流商材の運べない荷物を吟味して、自前でやってみてはいかがですか?(笑)
製紙メーカーのロール紙や電設メーカーの電線などもゲテモノ扱いとして割高だった路線会社からアロー便プロテクトBOXで取り返せるかも知れませんね。
・離島エリア
・山岳エリア
・一般貨物の配送トラックが入れない場所
こんな特殊な場所へは、どれだけ物流商材が発展しても物理的にラストワンマイルが難しく軽貨物業者への横持ちが今以上に増加することは確かですね。
立地に感謝しなければいけませんね。
軽貨物だけではないバイトも同じ
軽貨物業界だけでなく、便利屋でもバイトの掛け持ちでも同じ。
つまらない日々を言われただけで受動的な日々で腐る前に戦う相手を自分なりに妄想する。これが意外と面白い。借金返済の為に日々を送っている貴方でも私とスケールは同じ。違うって思うのは勝手ですが、フリーターだろうがバイトだろうが個人事業だろうが法人だろうが、強い相手と戦っていることは同じ。
・バイトも自営業と思う
<バイト先は1つで良いのか?
<残った時間を他のバイト先増やそうか?
<あの子大好きだなあ・・・
いろいろ考えるでしょ?
・法人も同じ
<取引先を増やしてリスクを分散しようか?
<トラックの余ったスペースを活かそうか?
<あの子大好きだなぁ・・・
考えている事は同じ(笑)
資本の違いは合っても同じ。
資本の違いなんて、年と性別の違いぐらいで同じ。
そこを高所に置いて、高所から論じる有名ユーチューバーや大会社の社長などクソ食らえぐらいに思えばいい(笑)言っていることを観察してみたらいい?大したことないでしょ?(笑)
銘柄物色する姿勢は客観視
取引先の不信を抱く人。
取引先はなぜ案件の平均単価を改定するのか?
管理レベルを引き下げるのか?
昔の取引形態を継続しないのか?
委託会社の数を増やすのか?
いつまでも美味しい思いが出来ないのか?
なぜだなぜだ!と不満を抱いて、数字が上がれば楽な事はない(笑)
その部分で商売をやっている人や団体が存在することもお分かりでしょう(笑)
有る意味、持ちつ持たれつの「経営者vs労働者」構造を作りたいんでしょう。
日通に限らず、企業ごとに癖がございます(笑)
上昇相場では自社株買いを積極的に行い、安定期には次に向けて大規模な人員整理を果敢に行う。どっかの軽貨物系ユーチューバーさんが「会社の社畜、奴隷にならない為に」奴隷って言葉は、キーワード的に良いですよね。私は、その先で悩んでほしいと思います。社員や委託やバイトでも日雇いでもええからご飯が食べれるんならいいんじゃないですか?(笑)でも再生数もご飯の種ですね。これは、職責によって考え方が違います。委託ドライバーと委託ドライバーを管理する人間。これでも考え方が違います。有る意味宗教チックですからね(笑)考えるだけ不毛です。でもそれでは彼は商売になりません(笑)
組織の景気が良い時に人員整理をやる。これは日通の強さだと思う。
役員と労働者→労働者を7段階ぐらい階層を作る
これは2013年から大手中心に正社員の準社員化を進めているトレンドですね。
必ずもっと細分化された形が2020年からスタートするでしょう。4月の同一賃金同一労働が始まります。
かと言ってこの10年間労働者たちの生産性は上がっていない。全て道具でカバーしている。
その現状に目をつぶって、労働組合系の機関紙だけ目を通しているなら宗教にどっぷりつかってください。
奴隷になるな!って叫んで、自己都合で解釈して、職を失っても正義を貫く!かっこええですね。
そんな正義で不幸になる人の屍を乗り越え、今を生きておりますし、みなさんも生存競争の中でやっております。
一度やった施策をもう一度
・2013/09/11 転職支援措置の結果のお知らせ
2013年の株価安定時期に行った施策を必ず実行すると思う。
なぜなら今、大手に大義名分が手に入っている。
・働き方改革
・運び方改革
・感染症
・規制緩和
・原油安
次のテーマに移ったと思う。
原油安の今だからチャンス。原油安による固定費圧縮で基軸ベースが企業側に手に入ったからこそ、原油が安値圏から必ず動く。その時に収益性を今よりも前期より高めるために必ず自動化を看板に人事制度の見直し、労働組合へのグリップそして下請け外注費圧縮。その過程で再度の運賃値上げを実施する。海外法人は知らない(笑)あくまでも日本国内の外注費圧縮を行う。
原油安をどう捉えるか?
原油価格は変動する。変動するものにあまり企業側は動かない。
一度下げた価格を上げることをしないのは、「人件費」「運賃」この2点を必ず動かす。原油安でトータルのコストが下がったことに企業は一喜一憂しない。
下がれば下がった金額が基軸になる。この悲惨な悲観局面こそ次の一手を打った過去があるから日通が存在すると言っても過言ではない。
大手路線各社が外注費低減の手綱を緩めるつもりはないだろう。
今がチャンスだと思う。買うチャンスではない、今期の前半の数字は限りなく悪い。株価も大幅に下がるだろう。未来に対して買いを考えるなら、この悲観局面に焼け野原の中でやるべき構造改革をドラスティックにやれる物流会社が数字を上がれると考えます。物流銘柄は、他業種と比べて原油安で買われます。ラストワンマイル専業銘柄は原油安で買われるが、実際の足元ではあまり関係ない。路線各社の材料として原油安と連動している状況であっても原油高でも数字が残せる会社さんを買いたい。それこそが「強い会社」と言われるものです。
目先の原油安で買う物流銘柄には目もくれず、焼け野原の先の数字が良い物流銘柄を選定する為にも早く原油安以外の材料を見つけたいものです。
その点からも今は買わないが、日本通運は非常に足腰が強くIRに長けてる企業さんだと思います。
ダラダラ記事の箸休め
トンちゃんに聞いてみればいい。記事の傾向の先に何が見えるのか?^^
過去から現在までの「途中でコピペ不可にした」記事化している傾向と一次情報と彼の情報の差に何が見えるのか?私はそういう点で彼は現代の菅野一勢氏の黎明期だと思って彼から学んでおります。
彼が動く銭の積み上げ方は、フリーランス軽貨物ドライバーの鏡だと思います。
彼がいつまでも継続出来る世界であってほしい。
第二の菅野一勢氏になるんではないだろうか?底辺のクズ師の私は、まぶしくてまぶしくて憧れの目で見させていただいております。
見えているようで見えない。動いているようで動いていない。
見られているようで見えない。知っているようで知らない。
色んな実験を彼を通じてさせて頂いておりますことだけはお伝え致します(笑)
この業界に限らず、疑心暗鬼とどう戦うか?共に楽しみましょう!
知っていることを知っていると言うだけの時代は終わり。
SARS-CoV-2の議論は専門家へ
我々は日銭を生んでナンボの人間です。
SNSでRT乱発で悲観局面を展開するのは勝手ですが、次のフェーズを見ている人間もそこに存在します。今やっている事が次のフェーズに移った時に自分自身の値打ちを下げることが予測できない人間が、軽貨物運送の初心者を指南している自負と釣り合いが取れないことを理解するべきだと思う。
悲観局面と言うか悲観する日々に向かうことは誰でも理解出来る。
その日々のことは自分が一番理解している。
そして外部の情報は、戦時下でも同じく責任ある者が機関が発信している。
嘘か真か?考査する時間は貴方にあるのだろうか?
貴方にその役目があるのか?(笑)
何にも無い平事は、他人の受け売りでも商売になる。
有事とは、平事に受け売りではなく自分で思考した事が生かされる時。
化けの皮が全て剥がれていく。ネタ切れ?そんなことは起きない。
受け売りでもいいから、貴方の考えが聞きたい(笑)
私は、悲観局面だからこそ未来を見たい。
未来を考えたい。
日々のリスク管理は、平事に予測できたこと。
未来を見ていこうと思う。
総括 | 過去の動きから未来の動きを妄想する |
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