詐欺容疑で物流社長ら逮捕

会社で使わない携帯電話を会社名義で契約したとして、静岡県警組織犯罪対策課などは8日、詐欺容疑で、愛商物流(東京都港区)の社長阿部観容疑者(46)=港区東麻布=ら5人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
携帯電話は暴力団組員に流れており、同課が詳しく調べている。
逮捕容疑は2014年7月下旬から11月の11回にわたり、KDDI(au)に対し、会社で使うと偽り、携帯電話96台(約285万円相当)などを契約して詐取した疑い。
同課によると、96台のうち60台の携帯電話が指定暴力団山口組弘道会系の組員に流れていた。KDDI以外の会社名義の携帯電話は振り込め詐欺に使われていたという。
引用元: 2017/08/08-20:15 時事通信社JIJI.com

ビックリしましたね。
この商売を営んで、「反社会的勢力との関わり」ではなくリスクヘッジとは何なのか?強く考えさせられました。
クロネコヤマトの約款にも記載されております。
宅急便約款に、暴力団排除条項等を追加 | ヤマトホールディングス
各物流企業のHPにも約款にもほぼ記載されるようになって参りました。
また自治体レベルでも暴力団排除条例(暴排条例)の施行もございます。
一般貨物も軽運送もより一層の徹底遵守が求められておりますし、上記の企業はもちろん関連企業含め取引先またグループ関係組合等もあり多大なる混乱を招く結果に言葉もございません。

行政上も刑事上も無罪だったから良いのか?

今回の事件が有罪なのか無罪なのか起訴されるのか?そんな事には興味がございませんし、ことの本質ではありません。
リスクとは、会社運営に必要な事が停止すると言うこと。
取引先へご迷惑をお掛けすること。
金融機関との取引が停止すること。
何より働くスタッフの「働く場」を奪う事。
そこまでしてやり遂げる何かがあるのでしょうか?
静岡県警の組対部が動くと言う事がどういうことを意味するのか?
我々は個人事業主だろうが法人だろうが、社会的責任の重さに違いはありません。
1人だろうが1000人だろうが人の生活に軽いも重いもありません。

約款に記載しようが社長交代しようが関係ない

社長が交代しても
運送組合が解散及び改名しても
立ち回り方でまた分かるモノです。
荷主ももっと我々に対して厳しい目を向けた与信を開始します。
きっと互いにコンプライアンス遵守の基準が更に上がって参ります。
今までは、「遵守しております」って宣言だけで済みました。
以後は、個人情報守秘義務契約同様に1年更新or半年更新の書類交換が必要になってくる時代です。

普通に商売していたら経験する事が無い出来事

軽貨急配の創業者同様に非常にバイタリティがある方でしたね。
でもこれでおしまいじゃないでしょう。
そこまでやってこられた社長さんでしたら再度立ち直って、看板をすげ替えてカムバックされるでしょう。
やっぱり少々毒っけ有った方が良いでしょうが、犯罪を犯してまでやり遂げたい事はこの商売にはありません。
何度も申し上げますが、貨幣を集める為にこの商売を選択する方は頭が悪いとしか申し上げれません。

マイナスから脱却する。
自分と他人を差別化するスキルがない。
立ち上がりが比較的早い。

その境遇の方が選択肢の一つとして、軽貨物とタクシーって一般的に言われている業界です。
高齢化が進んでいる業界でもあり、高齢化が進むと言うことは高齢者が多く商売を続けれている業界でもあります。
そしていつの時代も犯罪を犯して退場するのは、中堅層になります。

やっぱり最初1人で始めたこの軽貨物運送業を忘れない

誰でも最初は1人だったハズ。
いつからそんなに偉くなったのでしょうか?
いつからそんな立ち回りをするのでしょうか?
さっきまでホームページへ掲載していたのに。。。
彼が容疑者になったと報道されれば、加入していた物流協同組合の記載も削除する。
繋がっていた関係を消そうとしている。
悪い事をしたけれど、一度は信じた関係じゃなかったのかな?
1年目から10名一気に雇い入れってのが身近な話でなかったように思います。
例え本当だったとしても、これから新規開業する個人事業主さんにとっては程遠い話だったのかもしれません。
もっともっと身近な話を行い、開業者に寄り添う姿勢を皆が見せれば若年層の新規開業者が増えるかもしれませんね。
私もラジオで好き勝手にしゃべりあげ、勝手気ままな生活を送っております。
この報道に接するに再度気を引き締め、一人軽運送の醍醐味を味わっていこうと思います。

さいごに
この大好きな軽貨物・軽運送の仕事をする身として
業界や誇りをもって仕事に取り組む人たちに泥を塗る様な行為をした事について残念に思います。
そして彼に関わっていた遠巻きの同業者に対して非常に不信感を頂きました。
彼らを手本にして新規開業した個人事業主たちが道を誤らないように今後とも軽運送健全化活動に邁進して行きたいと思っております。


今この本を手にして読了することには、意味を感じます。
そしてよく似たパターンを自分の周りの法人に目を向けてほしい。
同じような手法で同じような結末を迎えるんだろうなぁ。
おなじ同業者が退場する事は、残念でならない。
まして開業時に志があったのなら、健全な形で王道を歩んでほしかった。


情報弱者で構わない。弱者には弱者のお金の使い方と戦い方がある。

自由人ランキング