取り合いそれは「ラストワンマイル」。。。
佐川急便とヤマト運輸それぞれ配送網のターゲットが違う
B to Bをターゲットに構築された→佐川急便
C to Cをターゲットに構築された→ヤマト運輸
大まかにざっくりと言うと当初のターゲットから派生する時代に突入したけれども「名残」があるということ。
そして何より利用者たちが全て同じだと勝手に思い込んでいると言うこと。
「客の勘違いか?」と利用客からはクレーム言われそうですが(笑)
利用客の姿
色んな考え方が存在するも再配達を無くすことは新しい収益構造の芽を摘むことになる。私はそう考えます。
宅配便を用いて個人客相手に煩わしさを感じるよりもB to Bで高収益を得る方が効率が良いのがわかりますね。
日本通運と佐川急便との戦いが始める。個人客を相手にするより騙し騙しいなす方がいいですね。
ローソンフレッシュピックのように客に届けるのではなく「来さす」下地を準備することが大事ですね。
そうすればアホみたいな運送屋も駆逐される(笑)
もっともっと電機メーカー同様に自前配送自体の商売ロジックが崩壊していくだろう。そしてその下にひも付きでいる下請けも右往左往することがないように親方を監視していく必要がある時代ですね(笑)
軽貨物運送にまったくもって無縁の情報である。
佐川急便だけじゃないセイノーHDも追随する
SGローソンの報道が目立つけれど実はセブンイレブンとタッグを組んだセイノーHD(西濃運輸)MOKUBAが金融的に好きなSGHとセイノーHD(笑)
セイノーホールディングス株式会社(本社/岐阜県大垣市田口町1、代表取締役社長/田口 義隆、以下:セイノーHD)と株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社/東京都千代田区二番町8‐8、代表取締役社長/古屋 一樹、以下:セブン‐イレブン)は、セブン‐イレブン店舗において、御用聞き・お届けサービスの一層拡大に向けて、相互に協力することを目的に業務提携契約を締結いたしました。
引用元: セブン‐イレブン・ジャパンとのお届けサービスの拡大に向けた業務提携について
セイノーHD100%であると言うこと。SGローソンと違い地方都市で展開していると言うこと。都内は抑えてからの地方展開が一歩GENieがリードしている点も流石ですね。今後宅配便の委託業務で安楽している我々も外資とラストワンマイルの争奪戦が今後のキーとなり、この相乗効果で宅配便の当日配送エリアと配送サイズの大型化が進み益々軽運送のチャーター便のパイが減少していくと見ています。
2018西日本豪雨(平成30年7月豪雨)乗り越えプレス発表なし
コンビニ店舗間物流を迅速に守れば、コンビニが最終配送拠点となりうる。
災害時に非常に立ち上がりが迅速であると言う事が理解出来ますね。
「店頭に商品が陳列されない」
届かない。それだけの話。
商品が届かないだけの話である。
災害が起きているのだから届きません。
ただずっと届かない訳ではない。
有事の際の急ピッチな回復の過程で物流は血液のように徐々に圧力を上げて行くものです。
店頭に商品が届かないぐらいで文句を言う一般消費者なんぞ相手にせず(笑)
宅配営業所止めではなくコンビニでの発着が当たり前の世の中になります。
宅配会社の制服ではなくコンビニが物流総合会社化する。
コンビニも大きな商業施設に組み込まれ、大きなショッピングセンターの敷地内に全方向で4店舗ぐらい四隅に開店して街ごと商業施設で囲む昔の中華の城郭的な思想が再燃するような気がしますね(笑)
ここまで来るともう妄想(笑)
現時点では中途半端な状態になる
しかしタッグを組む相手が面白い(笑)
SGローソン → ローソンと佐川急便
GENie → セブンイレブンと西濃運輸
一見、小売りが強いか路線会社が強いか?
色の違いですが、ネットスーパーが小売りだけのモノではないって事が意思表示として見えますね。
ローソンはローソンでデポ機能を有するコンビニ店舗。地域のインフラになろうとしています。そしてセブンイレブンは、日販が都市部よりも低いエリアから地域性に則した展開を始めている点。非常に両者とも強かな戦略で有ります。しかし規模は違えど、派手さはないですがGENieが結局はセブンイレブンのコア事業の地方エリアの底上げに寄与すると見ています。長続きするのは地味だがGENieに感じます。
西濃の悪評とは一線を置いてます。あれは一方的すぎて生産性がない(笑)
そうしてMOKUBAは失業者になるのである(笑)
この二社の資本提携は、CVSの行き詰まりを必ず打開する。
昨日の敵は今日の友
競合領域が重複するとは競争激化と協業効果の両面を含んでいる。
SGホールディングスは、セイノーホールディングスと進めている業務連携のトライアルを拡大し、新たな取り組みを開始することを明らかにした。両社は業務連携のトライアルとして、ことし9月から青森県下北郡で共同配送を開始し、幹線輸送でも関東から中部、北東北から関東の区間で共同運行を実施しているが、次期フェーズではこれらのトライアルを水平展開すると同時に、新たに「拠点の相互利用」「第二インフラ(重量物、大量ロットなど)の融合」「年末繁忙期対応」に取り組む。また、両社のワーキングチームではトライアルの効果検証を進め、今後の展開に生かしていくという。
実業レベルで地方より協業化を進める。それがSGHDもセイノーHDが急激に取り組む構造改革の成果を大幅にアップするモデルケースである。効果は2021年3月期のQ1ぐらいには見通しが出来るのではないだろうか?その様子見で路線各社の構造改革の後押しになる。その先は、国内物流網の最適化そして国際物流市場での競争力強化に他ならない。国内物流での収益より既存インフラのブラッシュアップと利益率向上。運賃是正だけでは取引数の脱落を招くだけ。次は、自社と協業部分が多いライバル会社との融和に舵を切ったことは確か。