サンバーやアクティー時代に使っていた古い80W-90のギアオイル20L使いかけを使う時がきた(笑)貧乏性は困る。
あれから2年が経つ。交換タイミングもミッションオイル交換と一緒に行っている。昨年12月に買った軽トラDA16T。。2020年4月下旬で42000km。。もうやらないと行けない。。新車だから鉄粉あるだろうから。。。いやだなぁ。。。サンバーは4WDだからデフもフロントとリア2セット。でもキャリィは2WDだからリアとミッションだけ。2022/09/13記事化して以来2023/03/25に3回目のデフオイル交換を行いました。
準備作業
交換箇所確認
位置確認が私みたいな素人には重要です。
リアデフの位置はOK
事前に準備出来る部品は手配しなければいけませんからね。これの為にMT車買ったのだけれど、別に安いベール缶にこだわる必要など無いんだけれどね。貧乏性だから。。サンバー時代から余っているオイルを使う。意味ないんじゃないか?(笑)
パーツリストで部品手配
部品名 | 純正品番 |
---|---|
フィラープラグ(供給口) | 09248-20003 |
フィラープラグガスケット[20.5×30×1.5] | 09168-20002 |
ドレンプラグ(排出口) | 09247-12003 |
ドレンプラグガスケット[12.1×16.2×3.7] | 09168-12002 |
※ガスケットについては再利用不可です。締めて変形することで漏れを防ぎますので。交換毎に予備を準備しておきます。パーツリストの純正ガスケットサイズを記載しておけば、応用する方は純正以外でも好きにやってください(笑)
デフブリーザキャップの動作確認は重要だと開業時に同僚に教えられた事もあります。ちょっと触って、スプリングが正常に機能しているのか?手で確認ぐらいは出来ます。キャップが正常に動作しないとデフオイル交換してもドレンやフィラープラグからオイル漏れがします。デフ内の気圧調整が出来ない事になりますから。デフオイル交換する時に必ずチェックした方が良いですよ。個々に部品に必要な役割があります。軽貨物ドライバーが車検料金が払えないから車に減額を求める訳の分からないドライバーだけにはなりたくないですね(笑)
デフ内の圧力調整に重要な役割を果たしています。
tiktokでも映っていますが、パーツクリーナー吹き付けて固着していないか?確認は必須ですね。
部品名 | 純正品番 |
---|---|
ブリーザ(キャップ) | 46541-52002 |
スプリング | 09440-12004 |
※バルブなどの型式必要でしたら、こちらからどうぞ。サンバー45万キロオーバーの過走行車乗っていた時にデフオイル交換と同じくリザーブキャップの固着がデフオイル漏れの一因になったこともありました。過走行車は過走行車でリスクありますが、個人としては身を持った学びの場でもあります。まあー軽トラ買えば良いですからね。でも実地の学びは経験することが一番の近道です。
道具のチェック
極力必要に迫られないと道具は買わない。なぜなら整備することが商売にならないし、整備で売上を上げている訳ではない。だから道楽の1点。既に持っている道具を使う。オイラー(油さし)の先端部はカットしました。閲覧者の方は、自分なりの使いやすいやり方でどうぞ。
ミッションオイル交換でも使用したオイラーを使っています。オイル交換する前にフィラー及びドレンのどちらからボルト(プラグ)を外せばいいのか?初心者さんが迷う所です。私も当初は迷いましたが、「補充できなければ排出出来ない」一番のリスクを避けること。まずは補充するボルトが緩むのか?補充出来るのか?が一番大切です。まずは、フィラープラグが緩むのか?
これでドレンから廃デフオイルを排出しても新しいデフオイル補充が出来ます。新しいオイルが補充出来ないと排出する意味はありません。また新しいオイルが補充出来ないのに排出してデフオイルが無くなった状態で車を動かすことすらできなくなるトラブル回避が一番大事です。
私はDIY用の道具を余り持っていません。またスキルが高い訳ではないので、必要が無い道具を持っていません。今ある道具を活かせれるパーツを用いて交換しています。車屋さんみたいなプロではありませんので、壊すつもりはないが、交換できればいいと思っています。タイヤ交換用に使っているトルクレンチに12.7mm差込角→9.7mm差込角へ変更プラグを使ってフィラープラグを緩ませました。
作業実施[動画内の詳細説明]
フィラーキャップ取り外し
12.7から9.7へ変換した工具を使って外しました。
マグネットはドレンプラグ側に付いていますね。こちらは無しです。この違いも素人のワタシには大切な事です。
適量オイルが入っていれば、外すと垂れてきます。これで良いんです。減ってないし。
ドレンキャップ外し
キャリィトラックKCタイプを新車で買いました。軽貨物で使うのに固定費が高まる事に興味無し。100円300円の積み重ねの勝負の日々。オプションなど自前パーツの使い回しで良い。このあたりは事業者側の考え方次第で正解も不正解も無し。私は1円でも利益が残りやすい車両で仕事をやる。乗り心地や愛着など後付けで如何様にも可能だと思う。
2020年はトルク使いましたが、2021年以降はメガネを主に使っています。
位置確認も忘れず。ドレンキャップ周りの油の付着具合も見ておかないといけません。外す前の状況が大事です。元々漏れているのか?漏れる原因は何なのか?まだ2020年は新車です。2024年時点で36万キロを超えるので、過走行車です。過走行車であれば、あるほどに交換そのものよりも、前回交換からどのような状態になっているのか?現状確認が一番大事だと感じる。過去のサンバーもアクティーも30万キロまで乗ってきました。交換の中身より、シビアな走行を経てどのような状態になるのか?車種ごとに違います。
汚れているのが当たり前ですが、汚れ方が過去と違うなら、それはそれで理由がありますからね。交換ばっかりに目が行きますが、肝心なことは、1万キロ経過したときに、車種ごとに、年式ごとに、オーナーごとに状態が違うってこと。それを素直に把握することができる人とできない人。過去のパターンを踏襲するとか頑な人っているでしょ?(笑)
19mmソケットプラグを装着してサクッと取り外し。2020年と2022年の作業画像が混じっていることはご容赦ください(笑)
1回目と2回目はソケットプラグ19mmでドレンキャップを緩ませたみたいですね。
無難な作業としてメガネが安全ですね。力の加減が手に伝わるから。
廃オイルチェック
改めてフィラーとドレンのプラグ位置をチェック。素人の私は、どうでもいい事をチェックしないと凡ミスをしてしまうのです。
前回が15万キロ程度でデフオイル交換しましたが、綺麗ですよね。でも別にデフオイルが綺麗から良い訳ではなく、鉄粉の付着具合次第なのです。
廃デフオイルも出し切れば、止まります。ふき取って周囲を拭いてパーツクリーナーで吹く。
フィラーキャップ・ドレンキャップ洗浄[鉄粉除去]
しっかり鉄粉が付いてますね。新車で買って半年もすれば鉄粉は普通に付着します。
マグネット付きのドレンボルトの鉄粉付着状況の確認が大事。デフオイルを交換した意味がありますね。
1回目だろうが3回目だろうがドレンキャップのマグネットは、しっかりと鉄粉拾って仕事してくれています。
パーツクリーナーを拭いて、ペーパーウエスでふき取る。
ドレンガスケット交換
ドレンボルトのガスケットは再利用不可ですからディーラー経由で1個55円(税込)で手配出来ます。ネット注文で大量購入しても使う機会が私はありませんので、単品で手配しましたよ。
ケチらず、ディーラーで購入し、予備在庫の確保しておくこと。
鉄粉ふき取り、パーツクリーナーで洗浄して元に戻す。
新しいデフオイル投入
まず基本粘度だけサービスマニュアルからチェックする。規定番手だけは知っておく。知った上で、壊したら新車買うマイルールですから、番手を上げたり、下げたり好きに遊ぶ。純正お守りおじさんや規定値警察のおっさんそして高額オイル狂信者おじさんの指摘に一喜一憂することはない。私の車をどう壊そうが、私の遊び。
動画撮っていましたが、上記の数字が頭に入ってなくて(笑)やみくもに補充してました(笑)
サンバーのデフオイル交換から余っているギアオイル80W-90を使うしかない(笑)そもそもATではなくMT買う原因になった「ギアオイルを使い切りたい」となぜか考えてATではなくMTを数台導入した経緯がある。。。ギアオイル20Lぐらい捨てても1万円ぐらいだろう。。。でも貧乏性なので。。。でも中々デフオイルって減らないんですよ(笑)サービスデータ見ていると75w-85みたいですね(笑)すんません。私は80W-90投入しました(笑)きっと怒られると思いますが、ミッションオイルもこのギアオイルでいこうと思っております。夏場でほぼ毎日動くトラックと言うことでご容赦ください(笑)実験台になりますね(笑)20Lのギアオイルを使わないといけません(笑)この20Lギアオイルを使うために新車でMT車を買いました(笑)20Lギアオイルなければ、AT車でしたよ(笑)私は、このメイン3点でフィラーとドレンプラグを緩ます事が出来、締めこんで完了出来ました。みなさんも手持ち道具でご検討ください。オイラーに移し替えて補充します。
ドレンキャップ取り付け
ディーラーでも同じぐらいの単価です。ネットで序なら良いですが、単品ならお近くのディーラーで手配どうぞ。58円なら気が楽ですね(笑)
オイル80W-90をオイラーで補充して、フィラー穴からオイルが漏れてきたら一杯。
清掃後のドレンキャップ締め込みます。全てふき取り完了。全体の大まかな流れは動画をご覧ください。
廃デフオイルのチェック
交換だけが作業範囲でないです。廃オイルの状況も手で確認する。金属片が無いのか?あるのか?それによって長距離で使用するしないを決めます。エラー警告灯が点灯したり、不動車になってから決める訳ではありません。軽貨物運送で収益を上げる道具の寿命を決めるのも整備の中で判断する。とりあえずリアデフオイル交換無事に完了。今回も廃車にならずによかったです。作業時間30分でした。エンジンオイル交換と同時でしたら、私は50分です(笑)車屋にはなれません(笑)デフオイル交換時に新たに買った工具はこちらに使います。
作業動画
作業shorts配信
走行距離43000キロ
2020/04/24新車納車して43000キロ経過時に行ったデフオイル交換。
走行距離267720キロ
2023/03/26で267720キロ走行した軽トラのデフオイル交換。
走行距離331000キロ
2024/02/09約33万キロ走行後にオイル交換する。
その車が長く乗れているならば、それが答え。