ピンチをチャンスに変える物流会社たち

次のフェーズに変わる

COVID-19感染症対策は、行政に。粛々と次の手を打つ中国国内向け物流会社たちがピンチをチャンスに輸出入を争っているようにも見える。

日本郵便3/13より制限開始

2020/03/12 中国宛て国際郵便物の一時引受停止及び韓国等宛て国際郵便物の遅延等について
※上記リンクから最新情報が更新されております。
日本郵便EMS船便扱い|3月13日(金)から当分の間、一部の通常郵便物(航空扱いとする書状、郵便葉書および盲人用郵便物)を除き、中国宛て国際郵便物のお引受けを一時停止
「船便扱いの制限」小ロット貨物も日中間の引越しシーズンにも大いに影響があり、日本法人の物流各社も代替輸送ルート確保に動いています。メインは航空貨物扱いが可。しかし貨物集中により延着前提での引受となるようです。

代替ルートも含めたソリューション

[9062]日本通運が早々と3/9にBCP対応ソリューションを開始する。旗振りは日本通運杉山龍雄常務執行役員(東アジアブロック)
・「中国発日本経由欧米向けSEA&AIRサービス」
・「中国欧州間鉄道と中国国内鉄道の連携サービス」
・「国際陸海貿易新通道(東向通道・南向通道)を活用した中国内陸部発着SEA&RAILサービス」
・「沿岸都市間の内航船を活用したサービス」
4本柱で既存や他社脱落荷主の獲得に動いております。さすがですね。日通。大企業はこんな形でガサっとやるんですよね。

EMSから脱落客を拾う

・ECMSジャパン「B2Cダイレクト」
インバウンドの打撃を受けているのは個人商店だけではなく物流小口系をターゲットにしている外資日本法人も同じ。
・スコアジャパン
コロナウィルス感染症にも負けず中国流通王が千葉と神奈川に営業所開設|スコア・ジャパン
着実に日中間物流の老舗も次のフェーズに移っております。
企業側から血の出る思いで公開された情報をただ動画に垂れ流すより、複数の情報を自分なりの仮説(妄想)を勝手に打ち立てることに意味があると思いますよ。二番煎じのファンダメンタルにもならない物流系ユーチューバーさんならこの方へ。

深圳の中国大手便数増やす

那覇をハブ拠点として1月に銀座へサービスポイント設置。コロナ感染症に負けず将来的に1日1便体制に向けて動く。
・SF EXPRESS[順豊速運]

2020/03/12
SF自社機が大阪に到着、日中航空輸送は新たな展開へ
この度は、今後の中国深セン市-日本大阪区間固定便として、当貨物機が週3便で(火・木・土)運航する予定となります。貨物機は関西国際空港に到着してから、通関手続きを行います。通関完了する次第、日本各地のお客様に配達するよう、SFエクスプレスが手配を致します。日本発中国向けフライトの減便や運休など続けて激増する一方、今回の就航は現在限られた国際郵送資源の厳しい状況の改善に貢献できればと所存でございます。また将来には、1日に1便の自社機を運航するよう努力しております。これにより、日中航空輸送の新たな展開になるでしょう。2020年3月12日まで、SFエアラインズは中国多くの都市から、米国、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、インド、ベトナムなど、海外約10都市へ貨物機を運航しています。

混乱期に乗じた歴史がある

混乱期はチャンス。これは物流業界でも言えること。
中華マッチングアプリが13億人を相手にしたスキームから海外へ目を向けることもアマゾン同様な動きになるだろう。人海戦術ではありませんが、日本detailではなく、outlineを大事にした上でdetailを進める外資にはスピード感を感じる。賛否はあろうかと思うが、国内で耐え忍ぶなのどと言っていると全てが変わる。そんな局面であることは言えよう。
みなさん大好きなaribabaの物流セクション群と言えばいいだろう。彼らが那覇のハブを基軸にSFエクスプレス同様に国内へ着実に浸透していく。

新型コロナウイルスの影響を受け、現在中国本土で全面的に業務を再開している大手宅配会社は「中国郵政(China Post)」、「京東物流(JD Logistics)」、順豊の3社のみ。あるメディアの統計によれば、春節期間の荷物取扱個数は京東と順豊の2社で70%に達する見込み。中でも順豊は40%と最多シェアになるといい、2020年第1四半期は優位をキープし続けることが予想される。

感染症からいち早く立ち上がりを見せている中国。中国国内のシェアの変更に伴い、日本国内へも次のフェーズに向けて早期の動きをはかっていることは確かだ。京東物流はヤマトHDとの提携を2016年に行っている。彼らの中国全土への配送網構築スピードは日本をはるかに越える感覚だ。ubereatsやpickgoなどのマッチングアプリの不平不満を言っている間に荷量競争が勃発する中で、外資は必ず委託報酬のダンピングを行いながら、「あー昔はよかった。ubereatsが優しかった」などと口にするのが日本人。

メディア報道からシェアを

えいじ師匠。中国物流は危機ではございません(笑)むしろチャンスです。

この2年間、順豊の成長は伸び悩んでいた。2019年5月の物流業界に関するレポートでは、同月の月間取扱個数は「中通快逓(ZTO Express)」が10億件超えで上場物流企業のトップに立ち、19.3%のシェアを占めたのをはじめ、「韻達快逓(Yunda Express)」が15.6%、「円通速逓(YTO Express)」が13.7%、「百世快逓(Best Express)」が11.7%、「申通快逓(STO Express)」が10.8%と続き、順豊のシェアはわずか7.3%にとどまっていた。しかし、その後取扱個数を増やす策として打ち出した新サービス「順豊特恵」や、EC大手「唯品会(VIP.com)」傘下の物流企業「品駿快逓(PINJUN EXPRESS)」との業務提携により品駿の宅配業務を引き継いだことが功を奏し、順豊の月間取扱個数は2019年11月から2020年1月まで、3ヶ月連続で5億件超えとなっている。

2019/05レポート
中通快逓(ZTO Express)19.3%[10億件]
韻達快逓(Yunda Express)15.6%
円通速逓(YTO Express)13.7%
百世快逓(Best Express)11.7%
申通快逓(STO Express)10.8%
順豊[Sf-Exp]7.3%
SFエクスプレスは過去記事でも動画でも配信しておりますが、日本国内へ活路を見出していることはシェア率からでも妄想でもないと思う。また1日1便体制で航空ルート構築に向けて動いている報道も2020/03/12頃にプレスリリースされています。
上位シェアの中国企業は、日本企業とそれぞれ業務提携を行っています。

中国の申通快逓(stoエクスプレス)はこのほど、日本向け国際宅配サービスに進出すると発表した。同社はこれまでに香港、台湾、米国、ロシア向けのエクスプレスサービスを開設しており、2015年中に韓国、オーストラリア、イギリスへとサービスエリアを拡大する計画。日本への進出に際し、同社は沖縄に国際運送センターを設立し、専用ネットワークを設ける。日本郵便、佐川急便、商船三井、西濃運輸と提携し、東京・大阪などの主要都市をカバーする配送網を構築する。日本郵便との接続で国内全体をカバーする配達能力を獲得し、商船三井の成田空港における通関能力、佐川急便と西濃運輸の小包処理能力を組み合わせて効率の高いサービスを提供する。

STOエクスプレス以外でも上記のような複数の日本物流企業とすみ分け業務提携を行っていますが、ほぼ各社那覇にハブを設置済みです。これからも中国国内の立ち上げが落ち着いた時に日本発着が代替え輸送ルートとして機能するような危機管理的な動きの前提として日本国内に進出してくることも十分にある。
Jingdong Logistics[JD express]とヤマトグローバルロジスティクスとの提携の歴史をしる|フリーランス軽貨物ドライバー
Jingdong Logisticsだって中国国内だけがフィールドではない。

中国ネット通販2位の京東集団(JDドットコム)が2日発表した2019年12月期決算(米国会計基準)は純利益が121億元(約1800億円)だった。前の期は24億元の最終赤字だった。売上高は前の期比24.9%増の5768億元だった。ネットと連動して商品を販売する店舗数を増やし、地方都市などで顧客を積極的に開拓した結果、売上高・純利益ともに通期の過去最高を記録した。ネット通販の19年のユーザー数は3億6200万人と、前年から18.6%伸びた。中国では新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える人が多く、実店舗の販売が落ち込む一方、ネット通販は需要が伸びている。京東は配達員を増やすなど体制を強化し、20年1~3月期の売上高は前年同期に比べ10%以上増える見通しだ。

日本であってもラストワンマイルがCOVID-19感染症を追い風と捉えていることは確かだ。Jingdong Logisticsの目は、提携先経由のヤマトグローバルロジスティクスでないかもしれない(笑)既にamazon進出そしてエコ配などの自転車と安価なバイトを用いた運用調査は済んでいるだろう。彼らは、国土は小さいが識字レベルとモラルがある日本市場を狙っている。その地政学的にも必ず商業ベースでの拠点がほしいだろうことはお察しがつくでしょう。中国市場より小さなマーケットと彼らは捉えていないだろう。なぜなら彼らを民間企業だと純粋に思っている方はどれぐらいなんでしょうか?(笑)半分国策企業ぐらいに考えててもええでしょうね。であるならば、やっぱり地政学的な視点も必要になってきますよね。マーケットは小さくとも手に入れやすい人モノ銭が日本には末端まである。

[創業者兼CEO]Richard Liuは動く

預言者じゃないです(笑)Richard Liu氏の歴史を見れば、SARS(2002年11月から2003年7月)に経験した事を必ずCOVID-19終息の先に更に大きな提携話や進出する拠点もあるのではないだろうか?30歳の時に経験したSARS。彼の目にCOVID-19はどのように移っているのだろうか?歴史は繰り返すと言います。彼の目に日本マーケットは魅力的に映らないでしょう。そして生産性が高くない人間のインフラなのに労働系の組織は、逆な動きをして参ります(笑)色んな矛盾を抱えたマーケット日本。取るなら混乱期に。
JDの看板を表に出す必要も無い。別会社でも良いから小さくアプリ経由で別モノで眼前に来るかもしれませんね(笑)楽しみです。

軽貨物車両などとヌルイ動きはしない

「1台の軽貨物業者より10人の自転車部隊で十分である」彼らには製造業の生産現場で起きた事を物流業界でも展開してくるような気がしてならない。歩留まりを初動で考える日本的な思考ではなく、絶対的な生産量を上げる事に全力を投下する。その成熟期の段階で歩留まりを考えるだろう。同様の手法なら、一気にカバー率を上げる。軽貨物ドライバーへ委託するヌルイやり方よりも中国国内の海外労働者と日本の生産性が低い層の人間を集めることぐらいは造作ない(笑)厳しさを隠し、欧米系のコンプラある管理を更に凌駕する札束を人参にぶら下げるやり方がきっと日本にも流行る(笑)そうなった時に貴方は自分の手元に選択出来るカードがいくつあるだろうか?これも妄想ですか?(笑)

既に外資=Amazonをひと括りに限界

外資物流会社=Amazonと考えて思考する事に限界を感じる。
株式投資云々ではなく、既に日本の物流会社が輸出入を柱としているから今回のCOVID-19で大きな減益何よりもピカピカに素晴らしい成績表の毀損。実際のバランスシートの毀損がある。そしてブログや動画でもCOVID-19に絡めた記事やネタが益々増えるだろう。拡大を見せている最中でも動画の鮮度は既に落ちている。これからは、COVID-19を経てどう回復するのか?次の競争激化はどこの場所なのか?次の流行りの収益源のトレンドはどこか?未来はあるのか?こういう視点で語る動画や記事がほしい。でもメディアのネットメディアの二番煎じの上塗りする動画に期待はしない(笑)彼らは、深堀することより動画の再生数だけに興味が有る。そんな程度に付き合う訳にはいかない(笑)なぜならヘソクリでも身銭でトレードやっている身としては、次に生きる妄想(仮説)しか興味はないから。
英字で学歴がない私には難解な文言が並んでいる英文。google翻訳と別の英文を重ね合わせながら読解している(笑)かわいそうでしょ?(笑)
そこで感じたことは、既に日本は物流業界でもガラパゴスであること。日本国内の物流会社を日本国内で語ることの無意味さを感じている。輸出入の数字を基に語り、輸出入を語るためにはグローバル物流企業(外資)を見なければならず、外資の動きを見るためには中国国内の参入状況を見なければならない。中国語より英語の方が読解しやすいから、中国よりも東南アジア系の英文になる(笑)東南アジア系で外資が一歩出る為には医療系物流に行き着く。医療系物流会社のグローバル化は日本は遅れている。やっぱり米国になってしまう。私も既に遅れているのかもしれませんね。

実体不景気より前に株高

必ず本当の不景気を体感する前に株式相場だけが大上昇する。
このアンバランス感が出た時に本当の大不況を実感するだろう。
それは過去の歴史を見ればいい。
しかし現時点で実体報道と株式相場の乖離が起きている。ワンテンポ株が先行している。その全体の感覚を持った上で、目先のことに集中したいものだ。今日もヘソクリ売買しましたよ(笑) 7000円ありがたく頂戴します。
現在の物流系・軽貨物系ユーチューバーたちは、物流会社を軽貨物会社を語るも全て近視感的になる。物流のミクロだけを語る労働者的な動画が多数増える。必ず増える。でも大規模に配送網を構築したり、委託ドライバーを抱えて管理する人間や経営者たちは次の畑を探す必要がある。その時に他人と同じような畑では競争になり、単価下落が必ず起きる。その時にヒントになるのが、物流のマクロ的視点。マクロ的な思考にはマクロのマクロ(笑)必ず必要ですからね。1年後は要らない。ずっとずっと先を考えて、仕事はマクロ。生活はミクロ。これを守りたい。
軽貨物運送病に侵された孤独のフリーランス「カンパニー松永」

 

 

 

ピンチをチャンスに変えるグローバル物流会社たち

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