抜き文、転用、複数記事

この記事は約20分で読めます。

2019/04/25、ネットスーパーとコンビニ配送の両天秤で商売をするカンガルーの子供

セイノーHD・ライフコーポ、宅配で業務提携

セイノーホールディングスは11日、首都圏や関西圏を中心にスーパーマーケットを展開するライフコーポレーションと提携し、ライフの店舗出荷型ネットスーパーと来店宅配サービスの宅配業務をセイノーグループが支援する、と発表した。ライフの店舗出荷型ネットスーパー、来店宅配サービスの宅配業務を支援するのは、セイノーグループのココネット(中央区)、インテンツ(大阪市淀川区)、ベクトルワン(同)の3社。ココネットとインテンツが構築した、狭商圏向け食品宅配サービスプラットフォーム「スパイダーデリバリー」に組み込み、ベクトルワンが開発・提供する「デリバリー・ソリューション・サース」(DSS)で配車の最適化を図る。今回の提携により、ライフは店舗出荷型ネットスーパーと来店宅配サービスの市場拡大を目指す。

まずは、genie地方展開とエリアは違うが小さく開始して、大きく展開する手法様は同じみたいですね。社長が同じですから。セイノーHDの西濃運輸の将来を筋読みするに、法人荷主に特化して路線中心の収益構造に原点回帰。個人宛は割り増しを実施する。用車代(傭車)を吸収する。高収益化を図る。溢れた人員を高付加価値サービス帯に再分配を図る。SMとCVSのラストワンマイルを受取人からではなく源泉元から回収するスキームを作る。これが構築出来れば、高齢者向けそしてGMS向けの町づくりになる時代に対応出来る。

ネットスーパーの過度期

ネットスーパー自体が衰退するのではなく、一番参入組の企業体力が過度期であると言うこと。地方SM自前のネットスーパー崩壊を意味している。請け負う会社の統廃合が続く。GMSのS&Mが進むのと同じく請け負う会社の統廃合が望まれていること。末端の委託報酬側の問題ではない。委託費を支払う額とネットスーパー事業自体の単体損益が赤字であると言うこと。都内の話ではない。地方の僻地エリアのGMSの売上は上がっているもののネットスーパー単体の収益性がネット通販の宅配便に食われている話。サービスレベルの質の問題ではなく単に月額払いの利用者側のコスト的な問題である。利便性についてはあまり遜色ない。10年経っても収益性が改善されない事業に銭を拠出するほどGMSの競争状態は甘くない。自前でネットスーパーを構築するよりも全て大手に外注する方が他の事業に資本を集中出来るって話。
イメージとしてはA-Zスーパーセンター敷地内にタワーマンションそしてサービス付き老人ホーム・特別擁護老人ホーム併設の複合施設が併設した広大な衣食住が整ったGMSが存在すれば「館内物流」で解決。ラストワンマイルなどと物流費が高騰する事はありません。街造りじたい考え方が変わる時代が来ます。これは災害後の田舎から変わる。それぐらい都内より田舎地方が大きく変わる可能性があることも考えて置かなくてはなりません。

セイノーHDが考えるほど進まない

セイノーHDが思っているほど図体はデカイが、地方の子会社のリソースがそのまま使えない事情と人員。
地方の中堅路線の買収を繰り返し、社名と人員を共有しながら子会社化(同化政策)を図ってきた歴史があります。
この真新しい都内の接客型ラストワンマイルサービスが地方の田舎の営業所ですぐに展開出来るとは考えられない。
だからこそ自前色を消す。詰め物買収を繰り返しているのでしょうね。

河合秀治社長さんを軸に見てみる

ココネットの河合秀治しゃちょさん
・GENie株式会社(ジーニー) 代表取締役
・ココネット株式会社 取締役社長(代表権無し)
・株式会社インテンツ 社外取締役
・株式会社ベクトルワン 代表取締役
またセイノーHDオープンイノベーション推進室室長を兼務されているようです。

管理職としての業務のかたわら、新サービス立ち上げのため動いていると、尊敬していた副社長から「新しいことをやりたいなら、まず水たまりを100個作れ」と言われました。いきなり大儲けできる「池」を狙うのではなく、まずは小規模な「水たまり」を100個作る気持ちで新しい事業を考えろという意味でした。そこで水たまりの1個目として、買い物弱者を手伝う会社「ココネット」を作りました。現在は、ココネットに加え多数の会社の役員や取締役をやりながら、オープンイノベーション推進室室長として新規事業の立ち上げを行なっています。特に、オープンイノベーション推進室のメンバーの育成には力を入れていて、成長させるための仕事のフローなど考えて設計しています。また、陸運業界では初めての試みであるCreww株式会社が提供するアクセラレータープログラムへの参加もはじめました。このプログラムは、新規事業を始めたいと考えている大企業が、様々なスタートアップやベンチャー企業からアイデアを募集し、協業をベースにそれを立ち上げようというもの。お互いの強みや資産を駆使し、世の中に新たなイノベーションを起こそうという取り組みです。実際にこのプログラムを利用した新規事業作りにも着手しています。例えば、自社倉庫の2階部分を野菜工場として利用する事業。2階で作った野菜をエレベーターで1階に下ろせばそのままトラックに積んで全国に配送することができる、農業と物流を融合させた事業です。今後も、水たまり100個に向けて新規事業を作り続けたいです。ちょうど今抱えているプロジェクトが100個くらいあります。それらに優先順位をつけたくはないので、全部同時に進めて、一つでも多く新しいサービスとしてリリースできればいいなと思っています。そのためにも、部下の育成に注力したり、社内外ともに協力者を増やしたりして、新規事業が生まれる環境を作っていきたいです。

河合しゃちょさんのストーリーが少し垣間見れるように思います。物流といえば、物を運ぶだけの顔だけで判断すれば大手各社で5番手などと目にしますが、ひとつ物事の見方を変えることで「金融商材」的な目で見れば業界最大手だとも見えます。ファクタリングに至っては非常に先を行っている企業だと思います。

ココネットの会社概要です。

 セイノーホールディングス株式会社(本社/岐阜県大垣市、社長/田口義隆)の輸送グループであるココネット株式会社(本社/東京都中央区、社長/河合秀治)では、6月28日付で株式会社ベクトルワンの株式を取得し、グループ化しましたので、お知らせいたします。
セイノーホールディングスでは、中期経営計画「バリューアップ チャレンジ 2020 ~成長へのテイクオフ~」において、バリューアップの2本柱の1本として、「オープン・パブリック・プラットフォーム」の構築を掲げています。
子会社ココネットでは、社会課題である「買い物弱者」対策として、スーパーなど小売店から食料品・日用品のお届け、御用聞き、見守りなどの事業を全国で展開しており、ラストワンマイル「オープン・パブリック・プラットフォーム」の構築を進めています。
ベクトルワンが自社開発し保有するデリバリーソリューションシステム(以下、DSS)は、自動配車・配送ルートの自動計算・電子サインによるペーパーレス化といった狭域圏の配送を効率的に行う機能を保有しており、ベクトルワンの子会社である株式会社インテンツで既に200台以上のラストワンマイル車両で運用されております。
ネットスーパーをはじめ食品宅配のラストワンマイル物流は、消費者ニーズが高まる一方、労働力の確保と生産性向上が課題となっています。
このDSSに実装している機能を活用することで、新人スタッフがベテランと同等のスピードでお届けすることが可能となり、生産性の向上と短期での戦力化が期待できます。また今まで配送業務に従事する事が少なかった主婦層が安心して業務に従事することが可能となるため、幅広い人材の確保が実現できます。
ココネット、ベクトルワン、インテンツでは、上記DSSを活用することにより一体的にラストワンマイルにおける「オープン・パブリック・プラットフォーム」を構築し、スーパーなどが取り組む食品宅配の担い手となり買い物弱者対策など社会課題の解決を積極的に進めてまいります。

ここにGENie株式会社を付け加えたGMSからSMそしてCVSまで食品系のラストワンマイルを網羅する総合食品系ラストワンマイルを目指す姿が目に浮かびます。
勝手に筋読みさせてもらえば、佐川HDとセイノーHDは現在のヤマト・ゆうぱっく含めた個人間や法人から個人宛の小口宅配便のシェア取りから一歩出て、宅配便の将来の荷物の流通経路を作ろうと考えているように思えます。全て網羅する超大型GMSに対応する企業を狙っているのです。

人から人へ荷物が届く流れは一つではない

出荷人から受取人へ。
荷物と呼ぼうが商品と名乗ろうが呼称の話(笑)
同じ銭を回収するのなら、気持ち(善意)にコストはかかりません。
色気のない回収の仕方をするのなら、少しでも気持ちのこもったやり方を選択したいものですね。大義名分といいますか、大きい組織にはとり方と言う点を考えるのかもしれませんね。小規模事業者なら銭を回収するのに「色気」も「王道」もクソもありませんからね。

同じ配達をするのなら、最近は開業者も「動機付け」を気にされる方も多くなりました。飯が食えないのにもかかわらず「動機付け」を意識されているようで。少し理解に苦しむ部分もありますね(笑)

生活環境が変われば、荷物の流れが変わる

ネットスーパー自体が商売だと職種だと思えない。
ネットスーパーは途中。amazonflexも道半ばです。
この新しい報酬体系に目を慣らせたい(笑)
目新しい報酬体系に目が行く。これが大事。だって1時間2000円のコンクリート型枠に配達員(フリーランス軽貨物ドライバー)を低価格で囲い込みたい。囲い込む為に時間と選択肢は相手に与える。口とは裏腹に配達員の財布を8割握れば、選択肢は必然的になくなる(笑)
ただ、アプリ経由で「出来上がった仕事」「もらい仕事」100%作り上げられた仕事を無心に完遂することも軽貨物のお仕事。mokubaは出来上がっていない採算の取れない完成度10%前後の影も形もない物を「仕事化」することに魅力を感じています。それぞれの軽貨物道と言うものが存在するのであれば、この自分が思う軽貨物の生活を基準に仕事(仕組み化)して行きたい。私もフリーランス軽貨物ドライバーです。しかし現在のフリーランス軽貨物ドライバーたちとは視点の違いは大いにあるかもしれませんね。ツイッターを眺めていると出来上がった(他人が作り上げた」仕事に対して「あーでもないこーでもない」と言っているだけですから。自分で作り上げた仕事なら、次があるし見ている視点が違うように思います。その点について良い悪いはありません。飯食うためにはそれぞれのスタンスがあります。
今が嫌なら他人の作った仕事を取るのではなく、自分で作り上げればいいのに?と単純に思ってしまいますね。

2019/07/17、ウーバーイーツユニオン準備会やりたい奴がやれ

第三回目の会合が開かれるみたいです。日本以外の海外では「労働者」と認めた判決もあるんだと言っております(笑)

主なデータ

とりあえずググってください(笑)
・ウーバーイーツユニオン準備会 | UberEatsUnion
https://www.ubereatsunion.org/

活動拠点について

初台のユニオン運動センター
東京都渋谷区代々木4-29-4 西新宿ミノシマビル2階

こういう施設があるんですね。

同じ施設に
労働組合 東京ユニオン
労働組合 プレカリアートユニオン

労働組合の施設に間借りしているのでしょうか?
あまり詳しくわかりませんが。
労働組合組織が主導でウーバーイーツユニオン準備会が運営されているのでしょうか?いずれにしてもプロが参画することは良いことなんでしょうね。

話題にしている士業さんや運動家さん

専門家の士業さんのツイートには興味があります。


労働運動家/全国コミュニティ・ユニオン連合会(JCUF・全国ユニオン)会長、東京管理職ユニオン執行委員長の鈴木氏も参加されているようです。さすがよくわかりませんが、プロが労働運動家のプロが参画されているウーバーイーツユニオン準備会ですね。


色んな労働団体も関心を持っている出来事なんですね。
いずれにしても配達員は社会的弱者だ。弱者を守るのが我々の正義だ。
非常に素晴らしい精神でございます。
本体とは切り離し、配達員をきっちり管理する別会社での登録させるだろう。味噌糞一緒にしてしまっては、物事が停滞する事もあるだろう。多重構造にすればいい。

賛否両論があるが他の記事を見てくれ

英国の労使の件が拠り所だろうが。
個人事業で働きたい時に働けるが最優先であると判断して個人事業の配達員を選択したにもかかわらず、稼ぎの格差を感じたのか?終わりのない日々に飽きたのか?それは配達員の勝手だが、待遇改善を訴える正義へと舵を切った。
でもごく一部である。稼げている奴や現状に満足はしていないが、一定数のテーマを自分で完結している者は、こんな寄り道はしない(笑)その現実もある。
いずれにしてもウーバーイーツ問わずアマゾンフレックスにも他のギグエコノミーにも必ず発生する格差から起因するイベント。
名称がウーバーイーツユニオンってだけで労働組合活動だ。

参加したい者が参加すればいい

取引先へ取引祈願して契約を締結した。
しかし自分の思い描いた内容と乖離が有るために契約先である取引先へ締結後に契約内容を是正する要望を言う。相手が理解を示す内容をこちら側が提示できればテーブルについてくれる。しかし業務委託で契約した後に突然、労働者なんだから労働基準だの守れだの言われる企業もたまったもんではない(笑)
いずれ多重構造が更に加速するだろう。
多重構造が駄目だのイヤだの言った自称自営業者が、自分の活動で更に首を締めて多重構造化を応援している本末転倒祭り(笑)
労働者が正当な労働者の権利を行使する事に異論はまったくない。
委託契約でなく、雇用契約ならメリット感じなければ雇用契約をしなければいいだけ。人間に運ばせて煩わしい事に巻き込まれるなら自動化や宅配BOXの設置箇所を増やすだけ。労働活動は、これからは企業の自動化への応援材料になるだけ。
最後は、雇用自体がなくなり(笑)労働活動自体が宗教になっているだろう(笑)
煩わしくて、人なんか雇用する気も失せる(笑)
こんな事で労働活動をする限り、雇用は生まれない(笑)
何を大事に守るのか?最後は政府に訴えて、税金で飯を食わしてもらうんだろうなぁ。いずれにしても未来はない。

正義正論を論じたいなら他へ行く

正義の味方になりたいなら、個人事業などせずに士業になれ。
労働運動家に弟子入りして、色んなデモでも選挙活動でもやってくれ。
私は銭を稼ぎにここに来ている。正義を論じる為に来ていない。
銭を稼ぐ場所が1つでも減る事に憤りを感じている。
稼ぐ為に来ている人間の働く場所を奪う奴は許せない。
正しい事をしたいなら、人に迷惑を掛けない場所で叫べ。

どんなサービスでも同じ。
最初は自分の良いような期待値の高い解釈を自己都合で行う。一人盛り上がる。その高い高い勝手な期待値を上回る結果が出ないなら悪である。
そして仕事の質や自分を使う結果で取引先にどれだけの恩恵をもたらしたか?メリットがあるか?問う前に義務を果たす概念もなく、仕組みが悪いとかブラック企業とか権利を主張する。
だから正義正論を論じる相手に一番良い事は、「あなたがやっていることは素晴らしい」と言えばいい。そして距離を置く。自分が稼ぐためにここに来ている。労働活動を行う為にここに来ていない。そして何よりも自分の実働以外で相手に実働以外のメリットを求めようとする精神に閉口する。


有る意味、思想信条との違いの考え方に似ている部分もある。
当初の目的を忘れ、1ヶ月や1年ぐらいカジッたぐらいで専門家のような事をサラッと口にする配達員に閉口するばかりだ。
こういう奴が居るから稼げる。こういう寄り道や疑問を抱く者が居てくれるお陰で、稼げる奴は稼げる。そして格差を生んでくれる。嬉しい限りだ。

2019/10/21、ニトリの物流戦略を大局ではなく局部的に見る

ニトリと言えば、家具量販。物流は切っても切れない。そして軽貨物だからと言って、ヤマト運輸のアンカーキャストなんか枝葉の話題は有名動画さんをご覧ください。

物流会社から見るのではなく、小売が物流にどう動くのか?10月末だからこそ来期を占う独り妄想。物流と言ってもひと括りにせず、資材調達に伴う輸出入と海外配送網は除外します。だから局所的に捉えますね。国内物流のセンターから客先へ届ける部分に考査スポットあてます。

持ち帰れない商品の小売

大型品の配送は、ラストワンマイル的な宅配便と同一ではない。
8年ぐらい前のラストワンマイルと違う事は確か。
路線会社が引受条件の引き上げ。引き締め後の現状である点。
小売が自前配送に徹するのは規定路線。
ニトリを見ると言う事は、HC系も家電量販にも同様の事が見える。

ニトリが扱う商品の多くは、店舗からそのまま持ち帰ることができないような大型の家具やインテリア雑貨。店舗で代金を精算すれば、そのままお客様が利用できるという商品ではありません。利用客の自宅まで届け、ものによっては設置して初めて、使えるようになるものです。つまり、物流(=商品の配送)なくしては成立しないと考えられるビジネスです。ニトリが生み出した「製造物流小売業」は、同社ならではの「お、ねだん以上。」を生み出し続ける仕組みと言えるでしょう。
ニトリグループで現在、グループ内の物流機能を担っているのがホームロジスティクスです。2010年、ニトリグループが持株会社体制に変わると同時に、物流部門が分社化して誕生しました。設立当初はグループトータルの物流コスト削減を主な狙いにしていましたが、現在は、ITシステムの開発・整備や作業の機械化に加え、他社の荷物の配達や新規ビジネスにも積極的に取り組んでいます。家具・インテリアに特有の「組立配送」(専門スキルを持ったセールスマンが配送し、組み立て設置をする)は業界トップクラスの実績があります。

一般貨物系の運送会社が生き残りを賭けて検討しているのが、ツーマン(2名体制)のエリア配送(面的受注)。案件を1つ獲得するという捉え方ではなく、面(市町村・都道府県)ごとに一括する受注。EC系のラストワンマイルを受託している運営している物流会社なら理解出来る受注スタイルです。ホームロジスティクスプラスロジスティクスなどの動きも参考になろうかと思う。こういう報道を見る場合は、記事そのものの意味よりもホームロジスティクスの位置づけがグループ全社の中での位置を見る方が現実的である。

ホームロジスティクスとは

ググってください(笑)
既存媒体の上塗りは自分でお願いしますw
[9843]株式会社ニトリホールディングスのIR情報でも役員人事に関する掲載が少ないですね。少ない点は安定しているとも取れます。何れにしても専門家ではありませんから(笑)株式会社ホームロジスティクスとの人事交流がないか?活発さは問いません。もうすこし掘り下げてみようと思います。
2016/05/13役員人事に関するお知らせ
五十嵐氏就任前の経営体制が見えます。
2016年5月当時の役員人事。
白井俊之|代表取締役会長
松浦学|代表取締役社長
田岡敬|専務取締役
白井俊之氏は現ニトリホールディングスCOOですが、それ以外の方はわかりません。白井氏の後のホームロジスティクス社長の松浦学氏の後が五十嵐氏になるのでしょうが。

ニトリホールディングスのコーポレートガバナンスの役員一覧に掲載されている氏名欄にお名前がございません。もしかすれば、海外の物流拠点として辣腕を振るわれているのでしょう。改めて日本国内のIRに掲載されることお待ちしておりますW

五十嵐明生 氏の研究

2010年8月より完全子会社化
株主構成として、株式会社ニトリホールディングス100%
代表取締役 五十嵐 明生
親会社ニトリフォールディングス上席執行役員でもあります。
2013年5月の取締役決議により執行役員にご就任なさっております。
2013年5月17日役員人事に関するお知らせ
企業IRニュースに掲載されております。ホームロジスティクス完全子会社化して2年強でニトリフォールディングスの執行役員。人事畑から組織開発を行い、ホームロジスティクス完全子会社化してから8年目に代表取締役就任。管理部門から見るのと子会社でも組織を動かすのと。もしかすれば、後継者なのかも知れませんね〜妄想ですよw何れにしても「製造物流小売業」と冠するぐらい製造と物流と小売を同列に重視しているとの裏返しであることは確かです。
日本CHO協会に掲載されたプロフィールを引用致します。

学卒業後、(株)ニトリ家具に入社。店舗勤務を経て、人事分野を担当する部署で経験を積む。数部署で部署長やプロジェクトリーダーを務め、2013年より執行役員に就任。ニトリグループ内の人事制度を国外に展開し、2014年にはグローバル人事システムの導入等、国を越えた全グループ人財育成プロジェクトの指揮を取った。2018年4月(株)ホームロジスティクス代表取締役社長に就任。ニトリグループの物流部門を担う同社の改善・改革に着手する。

やはり人事部のカテゴリー系の記事が多く、人事畑を歩んでこられた方なんですね。これだけでもピカイチの経歴で痺れますw組織は人事。
2018/01/16執行役員 組織開発室室長での講演

異動は、役職による例外もありません。役員に対しても、店舗でお客様対応にあたる人事異動も出ます。中途入社の社員は驚くこともありますが、3~6カ月ほど店舗にいると、様々な気付きを得ることができます。そして本部に戻り、また数年後に再び店舗に戻るときにはむしろ「待ってました」といわんばかりになります。現場の知識が足りなくなり、自分の施策が正しいのかどうかだんだん分からなくなるので、それを店舗で確かめられるから、というわけです。この配転教育を含めた教育制度と評価制度を今、海外のニトリにも展開しています。これからさらにグローバル化を加速させるにあたって、共通の情報をどの国でも得られるようにするためです。

2018年初頭の組織開発室室長時の講演でも言われている人事交流が、現在のホームロジスティクスにあるのですね。物流小売を重要視している組織ともとれます。そして利益の源泉が配送コストにある点も見えますね。役員から現場組織への異動も珍しく、目まぐるしく現場からの変化を肌で感じる事に社風を感じれます。勢いがあるというスタンスはこのような人事に見られるんだなぁと思う。

系列輸送に特化しない展開性

ホームロジスティクスではニトリの商品の配送がおよそ95%を占めるが、ニトリ以外の150社以上の企業からも大型商品の配達を請け負っている。ニトリの商品だけでは地域や時期によって需要にばらつきがあり、トラック1台当たりの積載効率を平準化するためにも、同社ではニトリ以外の商品の配達を拡大していく方針だ。新たな荷主を開拓するうえでも、配達サービスの質の高さは大きなアピール材料となる。一般的なSPA(製造小売業)ではなく、「製造“物流”小売業」を自称するニトリ。通常の小売企業の事業領域では考えられないような地道な取り組みの積み重ねこそ、今後のさらなる成長の下支えとなりそうだ。

五十嵐社長の掲載記事ですが、ニトリ95%その他150社5%の供給構成だ。この5%を埋める為に同業他社やEC系のツーマン配送を要する物流会社とHC系とのシナジーを模索しているでしょうね。ここでキーとなるのが、「ツーマン配送」このキーワードは、次の世代のラストワンマイル成長分野。小口のラストワンマイルが自動ロボットに取って変わられた後の争いが既に始まっている。いつの時代も取り残されるのが、末端軽貨物ドライバーなんだなぁ。

大型品を小型品みたいに運ぶ

これからは、その大型品のスムーズな配達網が生き残る時代。
小型品は人ではなく、単価下落と従事者減により美味しい思いは少なくなる。
荷物が出来る場所に身を置く。Amazonが大型品を自前配送に投下する必要性も無くなる。世の中のEC大型品物流の配送網を作り上げ、世の中の物流のキャスティングを握りたい。そんな壮大な思惑も見え隠れする。ならば、勝負は大型品をいかに安価にスピード感を持ってツーマン配送が出来るか?そんな一般貨物や個人事業の軽貨物業者が組織的に動けるか?スポットや長距離チャーターと言っている時代は終焉を迎えるんだろうなぁ。後20年商売を続けたいW
一般貨物の運送会社が生き残りを賭けて動く。M&Aも活発。自社の価値をあげて売却する為にもツーマン配送で価値を高めてみてはいかがでしょうか?組合作って、アフターファイブで取引先をゴルフ接待や謝肉接待をやる前にツーマン配送(笑)点から面で仕事は獲得するのですよ?価値が下落しづらいから(笑)
引越し専業会社も同様にシナジー抜群です。アートバンライン株式会社の動きも注視です(笑)

タイトルとURLをコピーしました